2013年08月16日(金)

「子どもジェントルマン育成塾パート1」 !!青少年育成委員会

「子どもジェントルマン育成塾パート1」
今週もパーゴルフのオンライン雑誌ParOnに、
「子どもジェントルマン育成塾パート1」の内容が掲載されましたので報告いたします!!
詳細は下記バナーをクリックお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
姫路青年会議所が主催する子どもジェントルマン育成塾初日(7月14日、兵庫県・姫路シーサイドGC)。子どもたちが外でスナッグゴルフやゴルフレッスンを体験しているころ、引率者である保護者を対象に、講演会とパネルディスカッションが行われた。壇上に立ったのは、元・神奈川県立厚木北高校ゴルフ部顧問で、米国NPO法人「ザ・ファースト・ティー」レベル1コーチ資格者である古屋浩氏。「ザ・ファースト・ティー」は1997年に設立された、ジュニアにゴルフを通じて人格形成と人生に充実感をもらたす、多様な価値観を促進する学習施設と教育プログラムを提供する非営利団体で、全米で700万人もの子どもたちが講習を受けたという実績がある。古屋氏は現地で学んだものを日本でも広めようと、NPO法人「ファーストピース」を立ち上げ、普及活動に努めている。

「子どもたちがゴルフをする環境作りが大事」と古屋浩氏 「ぜひお子さんと一緒にスナッグゴルフやゴルフをやってください。ゴルフはお父さん、お母さん。おじいちゃん、おばあちゃんも楽しめる素晴らしいスポーツです」

と、冒頭からゴルフの魅力を語った古屋氏。教え子には2012年ダイキンオーキッドレディスで優勝した斉藤愛璃、先月のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディースで今季2勝目を挙げた吉田弓美子がおり、

「プロゴルファーを生み出す高校は多数あるけれど、ほとんどが私立校。県立高でどうして強い子ができたのか? ということでメディアが取材に来たことがあります。そのときに答えたのは、『技術的なことは何も教えていない。ただゴルフをする環境を整えてあげた』ということです。技術的にはもともと彼女たちが教わっているコーチにすべてお任せしていましたが、ゴルフとは人生に似ているということや、ゴルフを通して学ぶことはたくさんあって、とても素晴らしいということは伝えてきました。ゴルフ部の顧問としていろいろな工夫をしてきましたし、ゴルフ場や練習場に『練習させてください』とお願いに回り、彼女たちがゴルフをする環境を整えてあげたのです。
たいがいのゴルフ場は不便なところにあります。だから親御さんが連れて行かないといけません。またゴルフは無料ではできず、費用面でも親御さんの負担がかかります。だから子どものゴルフをする環境を、親御さんが整えてあげるという姿勢が大事なのです」

と、環境作りの重要性を説いていた。その後は“後出しじゃんけん”(※下記参照)というゲームで講演を聞いている保護者たちの性格を診断しながら、和やかなムードで講演を行い、子どもジェントルマン育成マニュアルに記されている「ゴルフで学ぶ9つの価値」(詳細は子どもジェントルマン育成塾の内容を紹介!~前編~を参照)の説明をして会を締めくくった。

「現在、アメリカのジュニア人口は60万人、日本は6000人といわれています。日本でももっとジュニア世代にゴルフを知ってほしい」

と古屋氏。講演を聞いていた保護者たちは、時折大きくうなずきながら、古屋氏の熱弁に耳を傾けていた。続いて植村啓太氏を交えたパネルディスカッションが行われたが、その模様は来週またお伝えしていきたい。

※後出しジャンケンとは、ジャンケンで人が先に出した手を自分が見て手を出していく。
勝つ手を出す人は、本能的に勝ちたいと思う人でアスリート向け。負ける手を出す人は、始めからこの手を出すという決断力があり、コーチ向け。あいこの手を出す人は、思いやりや公正な気持ちを持っており、競技を楽しめる人が多いという。