【2月例会理事長挨拶】

2月9日(水)姫路キャッスルホテルにて

(社)姫路青年会議所 第44代 理事長 岡田 和也



みなさんこんばんは。

今日は(社)日本青年会議所が出版している

「WE BELIEVE」を持ってきました。

 

 

内容をすでにご覧になった方もいらっしゃると思いますが、

富士ゼロックス(株)代表取締役会長 小林陽太郎氏の記事が掲載されています。

昨年の4月から経済同友会の代表幹事にご就任された時の挨拶で、

「市場主義宣言を超えた」とお話されて、

経済界の中で議論されています。

内容的にも共存社会の中で、

自由主義経済をもっと発展させようというけれども、

それだけを見ていてはいけない、

もう一歩先を行こう

と話をされていました。

 

 

今迄は物の豊かさを求め、効率化だけを求めたかもしれないが、

人間重視に心の問題も捕らえていこう、ということで

我々(社)姫路青年会議所が訴えている運動展開と合致いたします。

 

 

小林氏の記事中の対談でもあるように、

 

「日本は大きな節目にかかっている。

明治維新・敗戦に次ぐ第3の危機である

といわれるが今迄の危機とは少し違う。

明治維新・敗戦のときは大部分の人は経済的なものを失った。

だからこそ思い切ったことが出来た。

しかし今は長い不況の中にあっても

非常に豊かである。

その中で我々は何を目指していくのか。」

と言われています。

 

 

ある意味我々は物の豊かさを実感しています。

だから失うものがあるかもしれない。

そういった意味では楽ではないのかもしれない。

でもこれが単に辛いことであったりとか、しんどいことであれば

誰もそこには行かないでしょう。

 

 

そんな意味で「楽することなく、楽しもう」と、

その言葉の意味をご理解いただけたらと思います。

 

 

私は理事長所信の冒頭に、

『先輩方ががんばっている姿を見てがんばろうと思いました。

また同年代のメンバーががんばっている姿を見て、

俺もがんばろう!

そしてまた次の年代の人達ががんばっているのを見て、

俺ももう一歩、もうちょっとがんばろう!』と

正直に書かせて頂きました。

 

 

2000年度各委員会で

がんばっている皆さんに対して感謝しています。

また「今年はこれぐらいしかできないな。これぐらいでいいかな。」

と思っていらっしゃる方がおられましたら

ぜひとも横の皆を見て頂いて

「あいつもがんばってるんやったら、

俺ももうちょっとがんばってみようかな。」

と考えて頂きたく思います。

 

 

 

さて今日は皆さんにご報告をさせて頂きます。

1月の例会でも申し上げましたが、

私たちは昨年11月

(社)日本青年会議所の

全国会員大会の誘致に向かって進んでいこう、

と決議を致しました。

そしてそれは

21世紀に向かって

我々がまちづくり運動を展開していく中で、

その成果の発表の場として

この大会誘致に進んでいくのだと確認いたしました。

 

 

みなさんは全国会員大会を誘致するとは

どういうことなのかお分かりになりますでしょうか。

まずはエントリーをしなければなりません。

それは地区単位でのエントリーになっています。

我々は近畿地区協議会に所属しておりますので、

まずそこにご理解をいただかなければいけません。

 

 

そしてなによりも

兵庫ブロックの皆様にもご理解を頂かなければなりません。

その意味も込めまして年頭より、

本年度の兵庫ブロック協議会の会長でもあります

(社)淡路青年会議所からご出向の谷村会長にも相談させて頂き、

山田直前理事長、井上ブロック副会長にもご尽力を頂き、

ご相談をさせて頂きました。

兵庫ブロック内27青年会議所のうち、姫路はその一つです。

そして残る26の青年会議所の各理事長を訪問し、

そして我々の趣旨を説明しにあがりました。

 

 

先日2月6日(日)第1回2000年度兵庫ブロック協議会会員会議所会議において

(社)姫路青年会議所からも60名近い多数のご出席を頂きその中でご説明申し上げ、

(社)姫路青年会議所が全国会員大会誘致に立候補すること

に関しまして協議上程を頂きました。

 

 

そして各地の理事長にご意見を頂く中で

審議上程への変更動議を頂き、

全LOMの方から全員挙手による、

ご賛同ををいただきご承認されました

ことをご報告いたします。

 

 

26LOMの方の友情を強く感じました。

26LOMの友情は絶対忘れず、

われわれ自身が責任を果たすべく運動を行なっていくことを

確認していきたいと思います。

 

 

そして今日は新入会員の3分間スピーチですが

皆さんも当時を思い出されると思います。

新入会員の皆さんにとって本日は「はれ」の場です。

 

 

昨年01会議オ・ミルフィーユで

「ライフ・エンジョイ構想」に「まちはみんなが楽しむ舞台である」

と書かせて頂いております。

どうか参加の気持ちを持って

新入会員の「はれ」の舞台に対して

すばらしい歓迎をもって頂きたいと思います。

 

 

そして先月私は2000年度の正会員数は

197名と確認させて頂きましたが

1月理事会におきまして

(社)淡路青年会議所より室中浩二君のご編入の決定を頂きました。

 

 

よって2月例会におきまして

正会員数は198名であると確認させて頂きたいと思います。

室中幸治君におきましては

研修特別委員会にご所属頂き

また地球益でまちを楽しむ委員会へ

出向して頂く形を取らせて頂きます。

今日も3分間スピーチにも参加して頂き

皆さんの歓迎を受けて頂きたいと思います。

 

 

最後になりましたが

皆ががんばる姿を見て、

わたしもがんばっていきたいと思います。

 

 

本日は新入会員の方ががんばりを見せてくれます。

そしてまた次なるがんばってくれる方々を獲得するための

会員拡大を皆の事とお考え頂きたい。

 

 

全員参加で会員拡大にお取り組み

頂きたいということで

2月の理事長挨拶とさせて頂きます。

ありがとうございました。