ダンボールアート作品、作る人でてきてぇ---  5月19日

先だってのダンボールアート説明会ではひとまずの区切りをつけることができた青少年委員会であったが、連日連夜おこなわれるスタッフ会議において頭を抱えている問題があった。
それは、・・・・・・・・
「ダンボールアート作品の応募が少ない」!!である。

こってり系委員長の東本孝孝志も今やゲッソリやせこけている。
「おい、なんどいや。なんで一般の人からこない応募が こうへんのや。なんでや。タウンはりまや神戸ウォーカーやミニコミ誌にもいろいろのって、毎日問い合わせはバンバンはいってくるのに、なんで一般の人の応募がこうへんのや!!」

目の下にクマを作った石本が答える。
「大人は難しく考えすぎるんやで。小学生は夢もって応募してくるのに、大人は時間がないとか、自分の名前がでるんやったらそれなりのもんつくらな恥ずかしいとか、いろいろ考えすぎよんですわ。」

八田「今は小学生からの応募しか来てないっす。今がチャンス。賞品券10万円1作品、5万円2作品、1万円5作品、5千円10作品。それなりのテクの作品を出せば、もらえる確率は高いっす。」

閻魔の顔をして東本孝志が吼える。
「おら、高原。もう1っペン、可能性のあるところマワってこんかえ。」

高原「はい。わかってる美術教室、大学、工業高校、美術館、科学館、こどもの館、工芸作家の人たち、など訪問しています。もう日夜、頭の毛の砂漠化がすすんでます。」

八田「やっぱり、訪問してのお願いもいいっすけど、知り合いの人が声をかけてくれるのが1番かたいっす。なにより、楽しく作品を作ることが1番っすだから。」

三白眼で虚空を見据えて澤田がボソリと
「こうなったら、出会い系サイトで人をだまくらかして、ダンボールアート作品を無理やり作らせましょか。」

事務所の椅子でブチまわして東本孝志が恫喝する。
「どあほ。大人でも、子どもでも、親子でも、どんな団体でも、プロでもなんでも、自由に参加していただくのが、ダンボールアートコンテストinはりま やないけ。
おどれ、仁義もなくしたんけ。」

八田「播磨地域にすんでいる人なら誰でも参加できる。作る作品も前日に持ってこれるものならどんな大きさでも、どんなテーマでつくっても自由。それが、いいところっす。」

ひげをさすりながら勝田が言う。
「一生懸命つくってくれる人やったら、ほんま早くに言わんと製作日数の問題があるわな。なんせ、6月17日の事業本番まで1ヶ月きってるもん。あせるわぁ、汗だらだらやわ。どないしょ。」

全身の筋肉をわなわな震わせながら東本孝志が唸る。
「こら、あかんど。JCのメーリングリストであげておねがいしてみんかえ。のぉ。」

こうして、このメールができたのです。

皆さん、身の回りに ものづくりの好きな人いませんか。なんでも楽しそうなことが好き、チャレンジすることが好きな団体ありませんか。あれば、「ダンボールアートコンテストinはりま」のことを教えてあげていただけませんか。

また、「こんな人があるからあってみたら」というお話あれば青少年委員会はどこにでも馳せ参じます。 
6月17日の事業日まで日も迫ってきました。
ぜひ、皆さんのお力添えをお願い致します。
ダンボールアート・コンテストの締め切り  6月8日

ある深夜。場所は、石本建設。
例によって東本一家、ばんしゅう愚連隊青少年委員会のスタッフ会議でのことである。

静寂のあと、突然のわめき声が会議室に響き渡る。
石本「ああぁ、6月17日開催のキラめき!創造力フェスティバルまでもうあとわずかやぁ!」
勝田「どないしょ、どないしょ!みなとドームでやらなあかん事めためたよぉおけあるでぇ。」
もがき苦しむスタッフ。全員目がぎらぎらしている。
まるで、「7人の侍」にでてくる野武士である。

そこへ、こってりむっちり系委員長東本孝志のばりばりした怒号が落雷するのだ。
東本「どあほ。おどれらなにいうとんのじゃ。わいらは、子どもの笑顔と喜びのため、血反吐を吐いて、血便たれ流しても、骨身をばきばき削って、事業にむかって爆進せなあかんのじゃぁぁぁ!」

澤田(虚ろな目で)「はい、承知ちました。ボス。」
東本「誰がボスじゃ。人前では委員長と言え、いうとんのがまだわからんのか。」
澤田(虚ろな目で)「はい、6月17日まではボスの為に死んでも頑張ります。」

ぐるりと東本孝志は睨みをきかしながら、
東本「おう、そうや、高原。今日は、6月8日やど。ダンボールアート・コンテストの締め切りやど。どないなんどえ。ちぃいーとは、作品の応募はきたんかえ、アアン。」

すると、急に喜びに満ちた笑顔で
高原「喜んで下さい、ボス。今日6月8日だけで、40作品の応募がありました。
もう、めっちゃめちゃうれしいです。年齢も地域も作風もバラエティーに富んでますよ。応募用紙を見るだけでも楽しいですよ。」

東本「あん。ほんまやろの。ふかしちゃうやろの。見せてみんかえ。」
応募用紙を見ていく東本孝志の顔はみるみるとろける。目じりは下がる。
東本「おい、ごっつええやんけ。うれしいのお。」

会議室の殺伐とした空気は和らぎ、思わずスタッフ全員に笑みがこぼれる。
しかし、東本孝志は甘くない。
眼光鋭く、びしっと一喝。
東本「おい、高原。出すいうとったのにまだ作品の応募をだしてないヒトがおる。至急、メーリングリストに{締め切りです。でも、もうすこし 待つから出す人は早く応募用紙を事務局にfaxしてね}いうてあげろ。」

高原「はい、承知ちました。ボス。」

また、空気は張り詰めていく。

東本「作品の応募が来たからいうて、気を抜くなよぉ。八田、わかっとぉなぁ。」

八田「はい、ボス。当日会場にこられた子どもたちが楽しく遊べるように、ダンボールで出来たすべり台、平均台、アスレチック、紙パイププール、ゲートボールほかダンボールあそびゾーン、私の命にかけても見事完成させてご来場者の方々の度肝を抜いてみせるっす。」

東本「よっしゃーー。澤田、楽しい・おいしい食ブース、迫力いっぱい・目白押しの子どもステージ、これも子どもたちが喜べるようにとことん詰めていけよぉ。
石本は、企業ブースに工作教室におもちゃの病院、会場いいっぱいに子どもためにやったらんかぇ!お前ら全員死ぬまで、いや死んでもやれよぉ!!」

全員(虚ろな目で)「はい、承知ちました。ボス。」

スタッフ全員、ゾンビになっとる 東本一家、ばんしゅう愚連隊、青少年委員会。
頑張りますので応援下さい。
(会場設営 マジで死にそぉ。)
いよいよ日曜日がキラめき創造力フェスティバル(長い)   6月15日

例によって東本一家、青少年委員会でございます。
いよいよ事業も間近でござます。

東本「おい。いよいよ日曜日がキラめき創造力フェーーースティバルやど。さ、メーリングリストで告知しよか。」

高原「また、内輪ネタの長文メールを送るんですか。ま、1部の人には好評みたいやけど・・・・。」

東本「だぁーーーーほ!JCのメンバーのためのメーリングリストやど。みんな読んでくれてるぞ。なんも遠慮することがあらへん。前に言うとったように、
・おもしろく
・わかりやすく
・スピーディに
やど、メールは。さ、事業のご案内させてもらお。お、高原、はよ、やっれぇ。」

高原「はい、承知ちました。ボス。
いよいよ17日10時よりみなとドームでキラめき創造力フェスティバルを行わせていただきます。入場無料、駐車場も台数確保しておりますので、皆様気軽にどんどんご来場ください。「創造力」がキーワードで「姫路(まち)を創造しくしよう」と子どもたちに「ものづくり」と「地球環境」の2つを会場内のそれぞれのブースにて楽しくまじめに・・・」

東本「だぁーーーーほ!
言葉が硬ぁぁぁーーーい。
言葉が弱ぁぁぁぁーーーい。
 そんなありきたりの言葉やったらここまで読んでこのメールは削除されてまうやろ。読み手のことも考えて、おもろくいけ!」

高原「はい、承知ちました。ボス。
ダンボールアートコンテスト、おかげさまで、70作品以上のご応募をいただきました。
最高年齢72歳の人の作品をはじめ小学生、中学生、高校生や親子で制作された方と幅広い層の方がたが作られた、たくさんのユニークな作品が会場にやってきます。
たとえば、こんな作品があります。
「ラ−メンくまちん」
「布boxのテーブル」
「自分鏡」
「ウォーターライダー」
「電車でgogo新快速」
「インダス」
「源」
「21世紀もヨーイヤサ」
「sweeet home」
「森のふくろう」
「しらさぎ城」
「ピカソの絵とお絵描きロボット梵天丸君」
「ごくおに」
「ハートチェアー」
「スーパーロングドラゴン」などなど。
どうです、おもしろそうでしょ。みんな、見に来てくださいね。」

東本「だぁーーーーほ!
まだおもろない。堅い。しゃーない。
澤田、今度は子ども達にいっぱい出演していただく創造力ステージのご案内をさせてもらお。」

澤田「はい、承知ちました。ボス。
開場まもなく始まる白国保育園によります60名の迫力いっぱいの和太鼓を皮切りに、FUNKYキッズによりますオリジナルミュージカル 「キラめく創造力は魔法の力」や、西播朝鮮初中級学校によります韓国民族舞踊や、オレンジキッズの70名のダンスステージや合唱など、ステージには9団体の熱演が予定されています。
絶対、とても楽しいですから、開場10時からのご来場をお待ちしております。
よろしくお願い致します。」

東本「だぁーーーーほ!
澤田までまじめすぎるやんかいな。おもろないやんか。
今度は八田、おまえから子ども達が楽しく遊べるダンボールや紙パイプで作られた広場。
ダンボールアートあそびゾーンのご案内をさせてもらお。」

八田「はい、承知ちました。ボス。
みんなが楽しく遊べるような無料で開放されたダンボールアートあそびゾーン。いろいろなものを手作りで作りました。
だんぼーるアスレチック(長さ8m!)、ミステリー迷路、がたがたハシゴ、たけうまもどき,などなど広さ10mx15mのスペースにダンボールや紙管で出来たびっくり仰天の遊びゾーンを作りました。
子どもさんは、大喜び間違いなし。ぜひ家族のみんなで遊んでください。」

東本「だぁーーーーほ!
ま、少しは興味がわくようなこというたけどまだまだアカン。
こんどは石本。企業や団体さまによる工作教室のご案内をさせてもらお。」

石本「はい、承知ちました。ボス。
「環境(エコ)ブース」には西播古紙協同組合、林田にタガメの里をつくる会、マックスバリュ西日本(株)、コマツ西兵庫(株)、日立建機(株)、太鼓屋六右衛門、(財)ひょうご環境創造協会などがブースを出します。
 いろんなプレゼントもありますよ。
ミニバックホーに乗れたり、エコクイズがあったり、盛りだくさん。
「わくわく工作教室」には、姫路市環境局美化部美化業務課、大阪ガス(株)関西電力(株)ボランティア グループ くさのね、はりまロボットスクールプロジェクトなどが空き缶を使った工作教室、ケナフを使った紙すき教室、間伐材を使った木工教室など工作教室を出します。すべて無料で、子どもたちが随時参加できます。」

東本「だぁーーーーほ! 
やっとる中身は「まじめ」やから、こうやってご案内すると やっぱり 難いやんかぁ。
とっても楽しいし、わくわくできるんやど。
ほかにも いろいろあるやろ。な、勝田。」

勝田「はい、ボス。
岡山のNPO法人がしてくださる「おもちゃの病院」は子どもといっしょにこわれたおもちゃを治してくれて、おもちゃが治るまでにはリサイクル手作りおもちゃ体験もやってくださる とてもハートウォーミングなブースです。
あと、「グルメたべもの屋台」も姫路市社会福祉協議会大塩支部どべらの会、国際エンゼル協会姫路ボランティアクラブ、(財)モラロジ−研究所姫路モラロジー事務所、西播オモニ会・西播アボジ会、韓国民団西播支部婦人会、燕昆会、雪姫食品、近畿コカ・コ−ラボトリング(株)、キリンビ−ル(株)、播磨物産(株)などのかたが活気あふれる食べ物コーナーをしていただけます。
それに、もう抽選は終わりましたが、親子で会場そばから巡視船「ひろみね」に乗って体験学習する「おやこ海上(マリン)教室」なんかもいいっすよ。

東本「だぁーーーーほ!!
 こんなけいっぱい書いたらもう誰も読んでくれへんやろ。
でも、まだまだ言いたいことはあるわな。

わしも最後に言わさせてもらお。

みなさま、いろいろな方のご協力ご協賛をいただきいよいよ開催の運びとなってまいりました。ぜひとも皆様に見ていただきたい、楽しんでいただきたいと思い手作りの部分を多くして設営しております。日曜日はみなとドームにぜひともご来場くださいませ。」

全員「だぁーーーーほ!!委員長もめためたかたいやんけ。」

すみません、駄文で長文で。睡眠不足で頭はまわらん。
でも、頑張ってます。
ぜひとも キラめき創造力フェスティバルに周囲の人にお誘いの上ご来場下さい。

キラめき創造力フェスティバル、おかげさまで・・ 6月17日

またまた、例によって東本一家、青少年委員会でございます。

高原「あああー、しんどかった。でもよかった。おかげさまでキラめき創造力フェスティバル成功しましたね。このしんどさもええもんやね。」

東本「・・・・・・・・。」

石本「天気もくずれず、人はいっぱい来てくれましたねぇ。うれしかったぁ。」

東本「・・・・・・・・。」

八田「子どもたち、本当にいっぱい工作して楽しそうに遊んでくれてましたね。」

東本「・・・・・・・・。」

勝田「姫路工大のボランティアの人たちいっぱい来てくれて、しかもよう働いてくれましたなぁ。ありがたかったなぁ。」

東本「・・・・・・・・。」

澤田「委員会一丸となって燃えつきましたわ。」

東本「・・・・・・・・。」

高原「ボス、黙っとらんとなんかいつものようにガッツーーンと言うてくださいよ。」

東本「・・・・・・・・ありがとう、ぐしゅ。」

高原「へ。ボス、泣いてはるんですか。」

東本「・・・・・もう、お礼の言葉しかありません。
感謝感謝でございます。
出会ったみんなのお力があったからこそこの事業が出来ました。」

高原「どないですのん。改まって。」

東本「ほんまもう広報を始めJCの皆様、ご来場、またお手伝いしていただき、どうもありがとうございました。
大西理事長にも最後まで撤収まで手伝っていただきました。
まっことにありがとうございました。」

高原「今日のこのメール、オチもギャグもなしですか。」

東本「青少年委員会、委員会全員感謝してキラめき創造力フェスティバルを終えることが出来ました。本当にどうもありがとうございました。」

(完)