８月２日（土）１０：００～１６：００、伊藤嘉章委員長率いる希望に満ちた青少年育成委員会による「平和への祈りをつなぐ～夢の音色！希望の唄！～」が開催されます！場所は、楽器作成と練習が、白鷺小学校。その後、大手前通りでのお城まつりパレードに参加します。参加要項は、当ＨＰのトップページに記載しております。

本番に向けて、伊藤委員会の皆さんが「カンカラ三線（サンシン）」のトレーニングをしています！その模様を、取材しました！

この方は、三線の指導のために来られた沖縄のプロの方・・・ではなくて、魚本賢吾室長です（笑）。沖縄が好きな方ですが、れっきとした姫路ＪＣの担当室長さんです！三線、似合いすぎです・・・

 

紅一点・山口麻衣子君です！山口君が手にしているカンカラ三線は、沖縄で、平和のシンボルとされている楽器なのです。そこには、深～い事情があるのです・・・

 

伊藤委員長（中）と、湯之原貴夫副理事長（左から２番目）。缶詰の缶が見えると思います。カンカラ三線は、沖縄で、戦中、捕虜になっていた方が、アメリカ兵が食べた缶詰の空き缶と、壊れたベッドの廃材と、パラシュートのひもで、手作りで三線を作り、演奏したことに由来するものです。それを聞いたアメリカ兵も、感激したのか、一緒に音楽を演奏したのだそうです。戦争は、悲劇でした。しかし、そこからの復興に、手作りのこの三線が貢献したのです。そして、この三線は「カンカラ三線」と呼ばれるようになり、平和を取り戻した沖縄において、平和のシンボルとなったのです。

 

これは、網干盛志君！ギター引き語りの名手です。カンカラ三線を興味深そうに弾いています！カンカラ三線から、何かインスピレーションを得たでのでしょうか（笑）。

福永周平副委員長です！彼が議案作成者にして、指導係りです！姫路城修復完了の今年、沖縄の平和のシンボル・カンカラ三線と、姫路の平和のシンボル、姫路城をつなげる企画を考えました。

 

みんな、遅くまで頑張ってます！

戦争でぼろぼろに、廃墟になった姫路で、姫路城は、かろうじてその優美な姿をとどめ、打ちひしがれた姫路の人々の希望の象徴となりました。当時の姫路の人たち、私たちの大先輩達は、姫路城を見ながら、まちを復興していかれたのです。だから、姫路城は、姫路の平和のシンボルなのです。カンカラ三線が、沖縄のそれであるように。

 

筒井啓輔副委員長です！子供たちに、教えられるように、一生懸命トレーニングしてます！

なお、材料の木材は、三渡眞介先輩が提供してくださり、平田勇樹幹事が加工してくれたものです！

 

新入会員の中塚恵介君！彼も、網干君と同じく、ギターが特技です！中塚君、どうですか？カンカラ三線は！？ギターじゃなく、三線弾いて、大好きなサザンの曲を歌ってみては（笑）？

 

山本祐司幹事です！下働き、ご苦労様です（笑）。あなたは二年目幹事の鏡です！委員会の成功は、二年目幹事にかかっているとも言われるわけで・・・

 

お城まつりでの本番に向けて、伊藤委員会、一致団結して、準備しています！市民の皆さん！是非！「平和への祈りをつなぐ～夢の音色！希望の唄！～」にお越しください！

 

山口君を指導する福永副委員長です。山口君、上手くなってきましたか～？

 

普段はクールな湯之原副理事長も、だんだん熱くなって来たようです（笑）。

ＪＣの事業は、みんな、こうやって、本番のずっと前から準備するものなのです。必ず、参加していただく市民の方に満足していただきたいからです。

 

木材加工を担当した平田幹事です！山本君と同じく、二年目幹事！建築業を営む平田君、本領発揮というところですね！

 

河野寛之君も、このとおり、夢中です！簡単そうに見えるかもしれませんが、カンカラ三線の制作、なかなか難しいのですよ・・・

 

吉岡茂雄君（左）と立見昌宏君（右）、黙々と、カンカラ三線を作ります！お城まつりまでに子供たちに指導できるようにならないといけないですからね！今日はまだぎこちないけど（笑）。まだ、時間はあるから、きっと、大丈夫！

 

事業の準備は大変ですが、見てください！みんな、笑っています。姫路の子供たち、青少年のために、役に立ちたいという伊藤委員会の思いが伝わってきます。

 

多くの人が亡くなった、あの絶望的な沖縄戦から約７０年。生きる希望も失いそうな状況の中、缶詰めの空き缶から素敵な三線を作った人がいました。その三線の音色が、その人の唄声が、確かに聞こえた気がした、そんな夜でした。

市民の皆さま、夢の音色、希望の唄を、共に奏で、そして、共に唄いましょう！！

「平和への祈りをつなぐ～夢の音色！希望の唄！」にご参加のほど、よろしくお願いいたします！