7月9日(水)キャスパホールにて、7月オープン例会「子育ては、あなたの心を育みます」が開催されました!東海有紀・希望に満ちた姫路びと育成委員会の皆さんによる素敵な企画!多くの市民の皆さまにもご参加いただきました!
一般市民の皆さんが続々来場されました。若い母親世代の女性の皆さん、そして、若い父親世代の男性の皆さんの姿が多かったように思われます。「オープン例会」とは一般の方にもご参加いただくことのできる例会です。
受付を担当する東海委員会の三木宏亮君と有坂弥生君です。ようこそ!市民の皆さま!心をこめて、お迎えします。
さわやかな笑顔で迎えるこのイケメン(笑)は、東海委員会の津田篤彦総括幹事です!市民の皆さんをお迎えするだけに、粗相がないよう、委員を監督し、指示を出します。経験豊富な津田総括、頼りになる存在です。
北氏秀典副委員長(右)と、新入会員の松浦絵理君(左)です。副委員長として、東海委員長を支えてきた北氏副委員長も、満員の会場を見て、万感の思いだったに違いありません。
プロのアナウンサー??いやいや、違います。東海委員会の京本憲昭君(右)と吹田憲加幹事(左)です。京本君は、今日のために、散髪してきたみたいです(笑)。なかなかキマってますね。吹田幹事も、きれいな声で会場を魅了(?)しました。とにかく、お二人とも、見事な司会ぶりでした!
福永寅平理事長より、市民の皆さまにご挨拶です。姫路JCは、市民の皆さまあってこその存在です。姫路JCを代表して、ご来場いただいた市民の皆さまに、感謝の気持ちを述べられました。
講師の松居和先生です。元埼玉県教育委員長にして、尺八奏者でもある異色の作家として有名な方です。熱のこもったご講演、本当に素晴らしいものでした。松居先生は、おっしゃいます「子育ては、自分の人間性に感動することである」と。何も知らない、何も分からないはずの、生まれたばかりの子供が、親の顔を見て、「何故か笑う」・・・笑ってもらった親は、それだけで「自分はいい人間だ」と感じる。そこが原点である、と先生は言われるのです。松居先生は、子育てをすることで親は自分を知るのだ、と説かれるのです。
松居先生のお話は、新鮮で、刺激的でした。先生は、「人間は不自由になることが幸せだと思っている」と言われます。結婚もそうだと。自由でいることが本当に幸せなら、あえて、束縛される必要はないはず。でも、多くの人は結婚し、「自由」を多少なりとも捨てる。それは、何故か。不自由になることが、幸せだから。その意味での不自由を「絆」と言うのだと。
会場は、JCメンバーも、一般市民の皆さんも、松居先生のお話に真剣に聞き入っていました。「個性」についても、松居先生は「個性を伸ばす」というやり方ではなく「(個性のうちの)長所を伸ばす」というやり方を提唱されます。ただ「個性」を伸ばせば短所も「伸びる」ので社会生活はできません。また、子供はもともと自由であり、個性も感性もあるのです。感性がないのは「感性豊かな子供を作る」などと言っている教育委員会の方だ、と。
松居先生は、身振り手振りを交え、熱く、エネルギッシュに、1時間半近い講演をされました。日本の教育が間違っていないこと、他国に比べて優れていることも言われました。アメリカには、読み書きが十分にできない「教師」が本当にいるのだそうです。制服も日本の教育の優れた部分だとか。かつてクリントン元大統領が「全米の学校に必要なのは制服だ」と語ったのだそうです。
冗談も交えてのお話なので、会場には笑いも尽きませんでした。姫路JCのお笑い芸人・天田善信君もお株を奪われるほどの(?)面白いトークでした。
松居先生は、子育て、という行為を通じて、今日の例会のタイトルのとおり、親が自分を成長させるのだ、と説かれました。0歳の赤ん坊が何故、生まれてくるのか。そして、何故、あなたの前にいるのか。この世にある全てのものは必要だからそこにある。赤ん坊は、子供は、あなたにとって必要だからそこにいるのです。そして、子供を育てることで、自分が成長し、幸せになるのだと。
一般市民の方から、ご質問が出ました。「子供の個性」について。個性を重視することは必要ではないか、という趣旨のご質問でした。松居先生は、約10分をかけて、回答されました。予定時間を超えて、松居先生は、最後まで、熱く語られました。
東海委員長による挨拶と謝辞です。今日を迎えるのに、企画の段階から、準備、そして本番に至るまで、委員長として、いろいろな苦労もあった東海委員長。松居先生の素晴らしい講演、そして、市民の皆さまが熱心に聞かれている様子を見て、苦労も報われたというものでしょう!
松居先生、そして、参加された市民の皆さま、ありがとうございました!姫路JCは、公益社団法人として、今回の例会のような、オープン例会を今後も開催して参ります。今後もご案内して参りますので、ご参加のほど、よろしくお願いいたします!
市民の皆さまがご退出された後、JCメンバーによる例会部分が開催されました。井上光晴・研修特別委員会幹事によるJCIミッション、JCIビジョンの唱和です。
梅田裕二専務理事によるオブザーバー紹介です。本日は、加古川JCより、2名の方のご参加をいただきました。ようこそ!姫路JCへ!
松本哲哉監事による監事講評です。監事は、いわばJCの「お目付け役」です。今日は、例会でのJCメンバーの態度について、松本監事から少し厳しいご意見をいただきました・・・姫路JCの諸君、襟を正して、次回の例会に臨みましょう!
そして、臨時総会が開催されました。7月例会後の総会で、次年度の理事長候補者が承認されるのが、姫路JCの慣例です。
次年度、つまり、2015年度の公益社団法人姫路青年会議所・理事長候補者に承認されたのは福岡弘崇君(2006年入会・今年度副理事長)です!承認への感謝とこれからの決意を込めて、挨拶されました!
姫路初の女性委員長・東海委員長によるオープン例会の成功、その余韻も冷めやらぬ中、次年度候補者・福岡君の承認、そして、挨拶。姫路JCの今年度にとって、記念すべき一日になることは間違いない、と思える、そんな7月例会でした!
ご参加いただいた市民の皆さま、本当にありがとうございました!これからも、姫路JCを、よろしくお願いいたします!