研修特別委員会
委員会目的
1.新入会員がチャレンジするJAYCEEとなる為の意識醸成及びスキル向上を図る。
2.新入会員が青年会議所活動に円滑に取り組んでいく為のルール・マナーを習得する。
3.新入会員がチャレンジするJAYCEEとなる為の人と組織に繋がりが強まる機会を提供する。
①第1回研修特別委員会「ようこそJCへ!!未来につながるJAYCEEへの扉」
第1回研修特別委員会では理事長所信を新入会員で読み上げ、公益社団法人姫路青年会議所の2017年度の方向性を伝えることで、現役会員と同じ志を持っていただきました。そして、本年度の研修特別委員会の委員会運営基本方針を読み上げ、1年間の方針の解説を行ったことで、新入会員に積極的に参加する意義を見出していただきました。最後に、青年経済人として様々な環境の中、限られた時間で自分の意見をまとめる能力は今後必要になります。その中で、1分間スピーチ研修を行いました。与えられた時間で考えた通り話せた人、話が途中で止まってしまった人、時間が足りなかった人など様々ですが、これからの青年会議所活動で自己表現力を高めていくことは重要であると気付いたのではないかと思います。第1回研修特別委員会を通じて、JAYCEEとして自己成長へとつながる一歩を経験し、何事にも積極的にチャレンジしていく意識が醸成された研修になりました。
②第2回研修特別委員会 「未来につながる組織」 ~青年会議所とは~
新入会員がチャレンジするJAYCEEとなるためにも、青年会議所活動に積極的に参加していく意識を高めることが重要になります。まずは自分が入会した青年会議所の組織概要を理解していただき、青年会議所が持つ理念や目的、JAYCEEとしての基本姿勢を学んでいただきました。そして、経験豊富な講師から青年会議所で得られる機会やメリットについて講演をしていただき、新入会員に青年会議所に参加することの価値や興味を持っていただきました。また、講演後には本日の研修を振り返り、新入会員に青年会議所においての目標を持っていただき、それに向けてどのようなことを学んでいきたいかを発表していただくことで、青年会議所の様々な機会に前向きな姿勢で取り組む意識を高めました。今後は青年会議所運動・活動を行っていく上で重要になってくる会議や事業構築、他団体との連携などの研修を行っていく予定です。
③第3回研修特別委員会 「未来につながる会議のススメ」
第3回研修特別委員会では、会議運営のスキルを高めていただくために、ロバート議事法の説明や委員会運営について、そしてデモンストレーションも真剣に取り組んでいただきました。新入会員に理解を深めていただくため、担当副委員長が、公益社団法人姫路青年会議所が主催しているロバート議事法の研修を習得されたことで少しでもわかりやすく伝えることができたのではないかと思います。デモンストレーションは、配役を演じながらシナリオを読んでいたので、出だしは固い雰囲気でしたが、シナリオなしで新入会員のみで行う部分では、活発な意見が出て有意義な研修になったのではないかと感じます。この委員会を通して、今後、本格的に始まる青年会議所での事業の前に、自主的に会議に取り組む姿勢が醸成され、模擬委員会で行われる会議や、新入会員が出向されている委員会の会議で活発な意見を交わし、公益社団法人姫路青年会議所活動への参加・参画意識の高揚につながっていくと考えます。
④第4回研修特別委員会 「未来につながる同期の団結(ちから)」
新入会員にとって公益社団法人姫路青年会議所に入会後、初めての屋外での体験型研修ということもあって、頭と体を使うことで、仲間と共に創造力を膨らませ、様々な考え方を共有し、共に挑戦し、共に達成する喜びを分かち合い、チームワークの重要性や仲間の新たな一面に気付く機会となりました。新入会員が今回の研修を通して学んだことを模擬委員会に活かしていくことで、委員会における個々の役割をしっかり認識し、すばらしい委員会運営をしていただけるのではないかと思います。そして、新入会員が今後の青年会議所運動・活動を展開していく中で様々な困難なことがあっても同期の仲間で支え合い、共に達成していく意識が醸成されたのではないかと考えます。また、新入会員一人ひとりをスタッフで訪問・面談をして、新入会員の青年会議所に対する意識、会社での立場や家庭での環境を確認すると共に参加することの意義をお伝えし、次回の委員会の出席を促して参りました。
⑤第5回研修特別委員会 「未来につながるムーブメント」 ~JCをめっちゃ好きになろう~
第5回研修特別委員会では、新入会員が積極的に事業に取り組んでいただくためにも、事業が本格的に実施される前に青年会議所の本質である運動について理解を深める研修を開催しました。新入会員は、これから青年会議所運動を展開していくにあたり、まずは青年会議所運動と青年会議所活動の言葉の持つ意味合いや青年会議所が行う運動の意義を正確に理解していただき、事業を行うにあたっての事業の5サイクルがどういうものかを把握していただきました。さらに、ワークショップを通じて、自分たちが住んでいるまちの諸問題を掘り起こし、単に市民という立場でなく、リーダーシップを発揮して、その問題解決にあたっていく人材にならなければいけないということを認識していただきました。また、今回の研修を通して研修特別委員会スタッフも新入会員と共に学び、今後の公益社団法人姫路青年会議所の未来を担う人材へと成長するきっかけになったのではないかと考えます。
⑥第6回研修特別委員会 「未来につながる伝統の精神(こころ)」
今回の研修ではひとづくりをテーマにおいて日本の伝統文化である水墨画を通して、その精神を新入会員に学んでいただきました。水墨画は禅の教えから発展してきた文化です。描き過ぎれば紙は一面が黒になり、描かなければ余白ばかりになります。物の本質を捉え必要なものだけを描くことは己の心を律することにつながります。また、贈る相手や絵を鑑賞する相手のことを思い描くことで思いやりの心を育んでいただくこともできます。これから自らを律し行動していくことや思いやりの心を持って人と接していくことは青年経済人として必要となってきます。今回の研修では、新入会員にとって今までの自分を見つめ直す機会となり、自らの成長を実感していただける機会となりました。これから多くの事業が本格化し、青年会議所運動・活動が忙しくなっていく中で、今回の研修で学び得た経験を活かし、積極的に青年会議所運動・活動に取り組んでいってくれるものと思います。
⑦第7回研修特別委員会 「未来につながるまちづくり運動」
単年度制である青年会議所では毎年、組織が変わりますが、運動の方向性が大きく変わらないように運動指針である中長期ビジョンをもとにまちづくりに取り組んできています。今回の研修では、講師の熊田先輩と鎌田先輩から、公益社団法人姫路青年会議所の大きなまちづくり運動の流れの中での、行政・各種団体との関わりの変化や、公益法人制度改革による予算の使い道など講演していただきました。そして、公益社団法人姫路青年会議所のLOM全体事業であり、運動発信の場であるHIMEJI DREAM FESTA2017を迎えるにあたって、ただ参加するだけでなく目的意識を持って参画していただくために、開催に至る経緯や、開催する意義について学んでいただくことで、新入会員に公益社団法人姫路青年会議所の一員として、まちづくり運動を推進していく自覚を高めていただくと共に、まちづくりへの想いやリーダーシップについても考える機会になったのではないかと思います。
⑧第8回研修特別委員会 「未来につながる伝える力」
今回の研修では、効果的に相手に伝える力を育むためにプレゼンテーションについて学んでいただきました。限られた時間の中でこちらの意図を効果的に相手に考えや想いを伝え、行動を起こしてもらうということは、青年会議所運動・活動だけではなく会社においてもすぐに活かせる内容で、新入会員にとっても有益な研修であり興味を持って参加していただくことができました。プレゼンテーションの内容においては、青年会議所の内容に特化せずに、自分の仕事や商品を紹介する内容としました。新入会員が自社の強みや商品の魅力を真剣に考えてプレゼンテーションする姿勢が見られました。また、同期の発表する姿や仕事の詳細を聞くことで、同期の新たな一面に気付く機会となりました。今回の研修で学んだことを活かしていただき、今後の青年会議所運動・活動でより一層のリーダーシップを発揮することで公益社団法人姫路青年会議所の更なる発展への一助となったと思います。
⑨第9回研修特別委員会 「未来につながる修練の道」
第9回研修特別委員会では、新入会員一人ひとりがチャレンジするJAYCEEとして成長していくために過酷で困難な課題に取り組んでいただきました。当日は、台風16号の影響で雨風が強まり肉体的にも厳しい状況でしたが、新入会員同士で最近の出来事を話しあったり、1週間後に迫った模擬事業の確認をするなど厳しい状況下においても時間を有効活用し乗り切っている姿が大変印象的でした。この経験は、共に行動した仲間という大切な存在をより認識する機会となり、重ねて新入会員皆でやり遂げたことで深い達成感を感じ、何事にもチャレンジする精神が醸成されました。今後、青年会議所活動や、会社、家庭など様々な場面で困難に壁に突き当たることがあると考えますが、今回の経験を糧に乗り越えていただけるものだと考えています。運営面については、事業当日までにルートの下見及び実体験を行ったことにより、大きな事故や怪我もなく事業を終えることができました。
⑩第10回研修特別委員会 「未来につながる委員会運営」
今回の事業では新入会員に青年会議所活動の基本である委員会運営について学んでいただきました。3月に模擬委員会が発足してから新入会員だけで構成された委員会という組織体で活動を行い、模擬事業が終えたこの時期に改めて、今後自分たちが携わっていくことになる委員会やそれぞれの立場や役割を考えていただく機会となりました。今回の研修では次年度の委員会スタッフとしての活動が始まったこともあり、これまでは所属しながらもどこか他人事であった委員会という組織を運営していくことについて、しっかりと自分の課題として捉えて真剣に考える姿勢が見られました。また同期の仲間の様々な意見を聞くことで、自分だけでは考えつかなかった運営の在り方にも気づいていただくことができました。発表の中で人と人のつながりが大切なことである意見が多く出たことは、今後の公益社団法人姫路青年会議所の組織力が強化されていくことにつながったのではないかと思います。
⑪第11回研修特別委員会 「未来につながるビジョンを描こう ~JAYCEE未来予想図~」
今回の研修では、新入会員がこれからの公益社団法人姫路青年会議所の中枢を担っていくJAYCEEとなるための意識を醸成することを目的として委員会を開催しました。講師の西村先輩より、ご自身の青年会議所運動・活動を通して得られた経験から、参加することで多くの出会いがあり、自己の成長や、自らがリーダーとして率先して周りの人を巻き込みながら行動してきたことを講演していただきました。新入会員にとっては7月以来となるJCの先輩を招いての講師講演であったので、緊張感を持って研修に臨んでいただけたのではないかと思います。新入会員にとっても刺激になり、自分の未来図を考え、実行していくことの大切さを学んでいただくことができました。自分自身の理想とする、将来のリーダー像をイメージし、具体化していただくことで、今後の青年会議所活動に明確な意思を持って、積極的に参画していく意識を高めていただけたのではないかと思います。
⑫第12回研修特別委員会 「未来につながる新たなチャレンジ」~修了式~
本年度最終の委員会では、新入会員に一年間を振り返っていただき、公益社団法人姫路青年会議所を通じて学んだことやその中で育まれた友情や今後の抱負についても語っていただきました。今年度はつながりが創る未来への挑戦をテーマに一年間、青年会議所運動・活動をして参りました。それぞれの思いを語る中で同期の仲間の大切さについて再認識し、人とのつながりの重要性を学んだということをスピーチの中で感じる事ができました。スピーチにおいても入会当初よりかなり上達しており、自ら青年会議所について語るのを聞いた時、とても嬉しく思いました。研修特別委員会や模擬事業、各種大会を通じて経験してきたことを新入会員同士で共有し、今後のJC生活に主体的に取り組んでいただけることと確信しました。研修特別委員会で経験してきたことを糧に、新入会員がこれから多くの挑戦していただけることを祈念して今年度委員長所見を締めくくらせていただきます。
⑬「2月新入会員歓迎例会」 ~未来につながる新たな絆~
新入会員は同期とともに修練である3分間スピーチを経験し、自己のスピーチを振り返ることで今後のJC生活においても自己成長につながる良い機会となりました。準備段階から新入会員同期間、スタッフ間とも共に時間を共有し、乗り越えたことで更に絆を深めることができました。先輩会員の皆様には新入会員のスピーチを傾聴していただき、JCCSにて感想やアドバイスをいただいたことで先輩会員と新入会員とのつながりが強くなり、公益社団法人姫路青年会議所の活性化につながりました。当日は先輩会員に失礼のないように新入会員も含めたリハーサルを行い、整列や挨拶、姿勢を徹底しスピーチ時のマナー指導を強化しました。当日3名の欠席者が出てしまいましたが全員が同じ修練を経験できるように残りの3名においても促していきたいと思います。最後になりますが、先輩会員の皆様の多大なるご協力をいただき、新入会員にとっても素晴らしい機会となりました。本当にありがとうございました。
⑭「一福会プレゼンツ~ 姫路JCフレンドパーク ~」
模擬事業にご参加くださいました皆様、ありがとうございました。模擬事業の企画・運営を行ったことは一福会にとって非常に有意義な経験になりました。当初は委員会メンバーも個々に模擬委員会に対しての想いの温度差があり、それをスタッフ会議、委員会、リハーサルなど、より多くの時間を全員で共有することで、事業を成功させるという同じ想いを持つことが出来ました。事業当日も与えられた自分の役割を一生懸命務めきることができたことは、事業目的にもある、積極的に主体性を持ち取り組むことができたと思います。しかしながら不慣れなことが多く、至らぬ点も沢山あったと思います。しかし先輩会員の皆様の励ましや温かいお言葉のおかげで事業が盛り上げることができたと思います。このような貴重な機会を与えてくださった公益社団法人姫路青年会議所の全ての人に感謝いたします。一福会全員はこの経験を糧にこれからのJC生活を邁進していきたいと考えております。