2022年04月18日(月)4月オープン例会
~危機迫る!備えよう!地域防災の大切さ~
が開催されました。
4月13日(水)に多数の市民の皆様にもご参加いただき、4月オープン例会 ~危機迫る!備えよう!地域防災の大切さ~が開催されました。
まずはこの画像をご確認ください。
調査によれば、防災対策が必要だと感じている方は9割以上に上るにもかかわらず、実際には5割程度の方しか実際に防災対策を行っていないとのことです。
災害に対して抱いている危機感を実際の行動に移す人を増やすことを目指して本例会が開催されました。
本日のメインイベントは…
プロレスラーの蝶野正洋氏の講演です。往年の映像が流れる中入場していただきました。
ガッテム!!
そもそも、なぜ蝶野氏が防災について講演を行うか疑問に思った方もいらっしゃると思います。
蝶野氏は、プロレスラーとしての活動に加え、近年では、「AED救急救命」や「地域防災」の啓発活動に力を入れています。各地での講演、消防団員の応援、救急医療活動のPRなど様々な社会貢献活動を行ってきました。
そこで、姫路青年会議所の現役会員や姫路市民の防災への意識を高めるべく、蝶野氏をお招きしました。
講演では、2009年に親交のあったプロレスラーの三沢光晴さんが試合中の事故でなくなったことをきっかけに救急についての啓発活動に取り組み始めたこと、2011年の東日本大震災での救援活動におけるアントニオ猪木さんとの逸話、同門の橋本真也さんのご家族との逸話などをお話しされました。
続きまして、姫路市政策局危機管理室の土井基裕氏と当青年会議所の秋本理事長を加えてパネルディスカッションです。
進行役を務めたのは当青年会議所の闘魂三銃士、齋藤防災意識変革委員長です。
↑既に何度も当青年会議所の事業に参加していただいている土井氏。
土井氏が作成に尽力されてきた「命のパスポート」をご紹介いただきました(命のパスポートhttps://www.city.himeji.lg.jp/bousai/0000008691.htmlから入手できますのでぜひアクセスしてみてください)。
災害から命を守るために、「身近にどのような危険があるのか」をよく知り、「いざというとき」にどのように行動するのか、事前に具体的に考えておくツールです。ぜひ命のパスポートを使ってご家族といざという時にどのような行動を取るべきかを話し合ってみてください。
また、当青年会議所では、姫路市と連携をしながら、子ども向けの命のパスポートの作成に取り組んでいます。
姫路市も当青年会議所も、防災に関する取り組みをいかに市民の方に周知するかということに頭を悩ませています。
その中で、「まずは楽しいことから始めればよい」という蝶野氏の言葉が印象に残りました。姫路城でプロレスをしてそこで防災の啓発活動をすればよい、といったアイディアも出していただきました。
今後も多くの人々に発信できる事業を実施して、市民の防災の意識向上を図っていきます。
最後には蝶野氏のご厚意で急遽じゃんけん大会が開催され、写真撮影等も行われました。
本ページを閲覧された皆様、現地でお話を聞いた皆様、先ずは、ぜひご家庭や勤務先で命のパスポートや災害についての話をしてみてください。
そのような行動が大切な人の命を守ることにつながるはずです。
―考えるな、行動だ
今後とも姫路青年会議所では、市民の防災意識を向上させる取り組みを実施してきますので、ぜひご協力ください。
~危機迫る!備えよう!地域防災の大切さ~
が開催されました。