2024年09月28日(土)第2回 ロードオブ・ザ JC

“ロードオブ・ザ JC”とは?
これまで姫路⻘年会議所が開催した事業の中で、我々の⼿を離れ今なお市⺠に引き継がれ、地域に根ざしている運動を後追い調査し姫路⻘年会議所と地域のつながりを再確認する物語である。
第 2 回は、2023 年度グローバルリーダー育成委員会が実施した“Letʼs Try! You Can DoIt!!〜世界に翔く君たちへ〜”に参加していただいた安部さんを取材しました。
この事業は⾼校⽣や⼤学⽣を対象として⾏われ、約 50 名の学⽣に参加していただきました。
「学⽣たちに、グローバルに活躍する⼈財になってもらおう!」を合⾔葉に、まちの魅⼒や課題を探究する中で、グローバルリーダーに必要なスキルを磨き、未来を創る当事者意識を⾼めていただくことを⽬的に実施しました。
学⽣たちは「坊勢島のブランディングをどうするか?」を真剣に考え、現地にて聞き取り調査や散策を⾏うなど、坊勢の魅⼒・課題を肌で感じていただきました。そして、プレゼンテーションセミナーの受講、グループで考えたブランディング内容を企業へプレゼンテーションを⾏うなどとても内容の濃い事業となりました。
当時、事業を担当されていたグローバルリーダー育成委員会の⽷永委員⻑と、⼭⽥副委員⻑も駆け付けてくださいました^^
NO LIMIT!!

坊勢島での事業の様⼦

安部さんは当時、姫路市⽴琴丘⾼等学校に在籍されていましたが、その後の活動にどんな影響を与えたのかなどを伺いました。


9 ⽉オープン例会 Change the world〜新時代への挑戦〜

坊勢ブランディングの事業に参加したことで、卒業後の進路が変わったことが⼀番⼤きかったとのことです。元々は JICA、⻘年海外協⼒隊に興味をもっており海外の地域を⾒るために琴丘⾼校へ進学をされました。しかし、この事業を通じ地域が直⾯する課題に対して、⾃分独⾃の答えを⾒出すことができる⼤学に進学したいと考えが変わったそうです。
今は、島根にある⼤学の地域政策学部地域政策学科に進学されており、⼭陰地域の様々な地域の課題に向き合っておられます。

↑⼤学の授業の様⼦

↑「⼤学⽣×まちづくり」⾼校⽣への進路相談

↑「オーガニックマルシェ」ボランティア参加

↑「オーガニックマルシェ」ボランティア参加

この事業に参加して⾃分たちで実際に現地を⾒て、課題を⾒つけ、ゼロから作り上げていくことが難しかったとのことです。このような経験は、なかなか学校でしていなっかたので、みんなで「どうやって進めていったらいいんだろう?」という事を話し合いながら、話してもなかなか進まないことが苦労したと仰っていました。ですが、正解のないことなので、みんなで⼒を合わせ、積極的に意⾒を出し合い形にしていったとのことです。

↑⼿話サークルのレクリエーション

↑「みんなでつくる中国⼭地」総会

安部さん⾃⾝としては、島根の過疎化を防ぐにはどうすればいいのか?島根の⼈⼝を増やすためにはどうすればいいのか?今住んでいる町の⼈々がより豊かになるためにはどうすればいいのか?などを⼤学にて学ばれています。インタビュー中、⽷永委員⻑と⼭⽥副委員⻑からは⼈が喜んでくれることや⼈が求めている事を考え実⾏すれば上⼿くいく!と安部さんに⼒強くメッセージを送られていました。
そして吉⽥委員⻑は無駄なことでもたくさん点を打ち、点と点が線になり星座のように⼤成するとスティーブ・ジョブズの⾔葉を⼒説されていました。

最後に、安部さんの今後の⽬標として、今は島根を中⼼に地域作りを学んでいるが、「⼤⼈が⼝だけじゃなくて本気で⾏動する」という島根の⽂化を今後は姫路に持ち帰って貢献していきたいとのことです。島根と姫路、地域は違うけれど、まちの課題に向き合い、解決するために考え⾏動を起こしていく、、、
その尊い“志”に通じるものを感じ、私たちにとっても本当に有意義な時間となりました。

安部さんの今後の活躍が本当に楽しみです!!
貴重なお時間をありがとうございました。
第 3 回“ロードオブ・ザ JC”もお楽しみに!!