姫路城主酒井氏は、寛延二年(1749)廐橋城(前橋)から転封し、明治維新までの約120年間藩を治めた。 |
二代目城主酒井忠以(号 宗雅(そうが))は、18歳で姫路十五万石を継ぎ、のちに藩財政を立て直した河合寸翁を登用した。 宗雅は、文芸をこよなく愛する風雅の人であり、天性芸術的な才能に恵まれていた。 なかでも茶の湯には早くから関心を示し、松江城主松平不昧と師弟の交わりを結んでからは茶道に深く熱中した。 |
天明六年(1788)末、江戸大手上屋敷に茶室「逾好庵」を設け、茶会を数多く催した。その記録文献ともいうべき「逾好日記」には、客人の顔ぶれにはじまり、道具の取り合わせから懐石料理のメニューにいたるまでが、つぶさに記されている。今回、その文献に基づき宗雅が愛した茶懐石を、現代の粋人 道場六三郎氏が現代「逾好懐石」として再現した。 |
場所:姫路キャッスルホテル/鳳凰の間
開催趣旨 |
酒井忠以(ただざね)・(号)宗雅(そうが)について | 酒井宗雅の略年譜 |
酒井宗雅と松平不眛 | 近世姫路城主の変遷 |
懐石料理について | 現代「逾好懐石」献立 |
逾好 コース | 18:00〜19:00 受付並びに茶会、宗雅ゆかりの品々の展示 19:00〜20:30 現代「逾好懐石」会食、道場氏との記念撮影 20:30〜21:15 道場六三郎氏 講演 参加料/18,000円 定数/100名 |
玄武 コース | 19:30〜20:30 受付並びに茶会、宗雅ゆかりの品々の展示 20:30〜21:15 道場六三郎氏 講演 参加料/2,000円 定員/100名 |